ABOUT

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素材のこと

制作に使用している主な素材は石粉粘土です。

石の粉末を主成分としたものです。(銘柄はラドール)

石はタルクと呼ばれる鉱石で最も柔らかい石と呼ばれています。

私がこの素材を選ぶ理由は

「素材の持つ存在の無名性と透明性、自由性」からです。

金属や木工など日本では素材自体に機能性とは別のある種のブランド価値が広く認知されている中、一般的には名もない素材であるということ。

 

他素材にも生活にも馴染んでいくことで、自身の存在がだんだんと透けていくような様。

そして ものをつくるという点においてかたちや質感など表現の自由度が非常に高いこと。

これらの特徴が自身のアイデンティティと重なる部分が多いことから、私はこの素材を愛用しています。

・性質・

焼成はせず、乾燥により完全に固まります。重量は軽く白色度の高い素材です。 制作時は柔らかく 乾燥によって固まり、石のように硬くなります。 磨くとツヤがでます。 耐久性 強度は陶磁器に劣りますが、 軽さと粘性から落下による欠けや割れは陶磁器より少ないです。 但し、細い部分や先端部分の強度は弱いです。 水に溶けやすいです。

制作仕上げ時にほとんどの作品は撥水コーティングを施しますが、 長く水に浸かってしまうと変形、質感の変化が起きます。

・安全性・

使用しているラドールはアメリカ品質安全規格(APマーク)に適合。 人体に害がなく、謝って口に入れても問題のないほど安全性の高い素材です。

また現在は日本画の岩絵具や陶芸制作にて使われる様々な鉱石粉末、顔料粉末、石や土を加えることで独自の粘土を作っています。

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