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MATERIALS

素材について

作品は、石粉粘土を基材に、鉱石粉末、自然土、顔料、石膏、紙などを作品ごとに組み合わせて制作しています。素材の組み合わせは一定ではなく、形、色、表面に必要な性質に応じて、それぞれ異なる調合を行っています。作品は焼成せず、乾燥によって硬化します。素材の性質や質感は、組み合わせによって異なりますが、全体としては、やや粗さのある石膏に近いです。

素材考

私がこの素材を用いる主な理由は、特定の素材名や既存の価値によって、作品の見え方があらかじめ決められないことにあります。柔らかな状態では異なる物質を受け入れ、乾燥した後には、削る、重ねる、剥がすといった行為を繰り返すことができます。その過程で生まれるひび、凹凸、粉の層、色の沈みは作品がつくられた時間の痕跡として表面に残ります。素材そのものを示すことを目的とするのではなく、そこに人の感情、土の時間、そして個人の小さな時間が静かに重なって見える状態を探っています。

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仕上げと取り扱い

作品は完成に至るまでに複数の保護層を施し、通常の室内環境における長期的な鑑賞を想定して仕上げています。比較的軽い素材ですが、細い部分や先端部分は繊細です。強い衝撃、長時間の水濡れ、屋外での設置は避けてください。使用している素材の組み合わせは作品ごとに異なります。各作品の具体的な素材構成は、それぞれの作品ページに記載しています。

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